よもぎ

よもぎを使った鹿児島奄美地方の郷土菓子「かしゃもち」についてのお話

 よもぎペーストを販売スタートしてから、九州の南の地方のお客様からリピート注文が多く、よもぎ×九州で色々調べていると、鹿児島県奄美地方にはよもぎを使った「かしゃもち」というものがありブログに書かせて頂きます!

奄美の嘉徳海岸

 「かしゃもち」とは、よもぎを使った餅菓子の事です。“かしゃ”とは、クマタケランの葉のことで、これで餅を包むことから「かしゃもち」と呼ばれるようになったと言われています。他の呼び名では、「ふっつもち」「ふちもち」「フツィムチ」「フチダク」ということもあるそうです。

クマタケランの葉と実


 奄美地域ではよもぎがよくとれ、昔から薬草として煎じたりして食されたり、その殺菌効果から匂い消しなどにも利用されてきました。加えて、クマタケランについてもショウガ科の植物であることから、殺菌効果、防虫効果の作用があるとされいます。

 奄美地域のいたるところで クマタケランが自生しており、「かしゃもち」のほかにも、おにぎりを包んだりもされれているようです。

 よもぎ、黒砂糖、クマタケランの葉と、身近でとれる高い効能を持つ素材でつくる先人の知恵がつまった郷土のお菓子かと思います。


 余談ですが、奄美地域ではクマタケランの葉に餅がべったりつくこと、またそれぞれの素材の相乗効果でより風味が増すことから、仲の良いパートナー同士のことを“餅とカシャのようだ”と例えることもあるそうです♪

 「かしゃもち」のお話はどうでしたか?当店のよもぎは評判も◎是非ともご賞味下さい!

https://store.shopping.yahoo.co.jp/zaoasunaro/a4e8a4e2a4.html

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。