よもぎ

【雑学】平清盛が別邸のお庭で好んで栽培していた植物についてのお話

 今回は平清盛について書かせて頂きます。

 十数年前にNHK大河ドラマ『義経』「清盛死す」で、清盛が蓬畑を眺めているシーンが出てきました。 実はこの蓬畑のシーンは、『源平盛衰記』に出てくるものです。

 清盛は「蓬」を好み、自分の邸宅「西八条邸」の坪庭に植えていたことが知られていいます。「西八条邸」この別名で『蓬壺(ほうこ)』ともいわれていました。
 場所でいうと現在の西大路八条周辺、京都駅の西方面の梅小路公園内や京都水族館が立つ辺り一帯です。

 現在その周辺には平清盛が創建した若一神社があり、正月には境内でヨモギを使用した『清盛餅』が販売されているようです。

 ちなみに、蓬壺(ほうこ)の意味を調べてみると二つの意味があり、、、、

  ①蓬莱山(ほうらいさん)の異称。
  ②内裏(だいり)や上皇の御所のたとえ。

 ②の意味の内裏(だいり)はとは天皇の住む御殿。いわゆる皇居の意味です。清盛は大きな権力を持ち「太政大臣」にまでのぼりつめた栄華の表れかもしれません。

 そんな清盛は薬としてヨモギを栽培をし朝夕に庭一面に広がるヨモギを前に心の安らぎを求めていたとか。信じるか信じないかはあなた次第です(笑)。

 本編はあまり関係ないですが、蔵王あすなろファームでは清盛も愛したヨモギを使った商品を販売しています。ご覧いただければ幸いです。

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