いちじく

アイヌ民族は住居にヨモギの矢を放ち家の中の悪霊を払い清めていた!?

 おはようございます。今回はアイヌ文化について書かせて頂きます。

 アイヌの人々は、河川の流域で食料や飲み水が得やすく、災害に遭いにくい場所を選んで家を建て、集落を形成しました。家はアイヌ語で「チセ」、集落は「コタン」といいます。コタンは数件から十数軒のチセで成り立っていました。

 集落の人々総出でチセの新築した後に「チセノミ」という新築祝いを行います。チセノミは新しいチセでの生活の安全を祈る儀式で、集落の人々や親族を招いて行われます。

 「チセノミ」は、囲炉裏を囲んで火の神様と水の神様に祈りを捧げました。そして、屋根裏に向けてヨモギの矢を射り家の中の悪霊を祓い清めました。チセの建材に使用した植物の神様の怒りを鎮める「チセチョッチャ」や、団子などのお菓子を撒き、食べ物が降ってくるように豊かな家になるようにと祈る「ハルランナ」を行い人が住める場所にしました。

 神秘的な風習でその中でもヨモギを使われていいたなんて面白いですね。本編とはあまり関係ありませんが蔵王あすなろファームでは、ヨモギを使った商品を販売しています。是非ともご覧いただければ幸いです。

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