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【豆知識】昔から防虫剤として使われてきた「ヨモギ」のお話について

 夏が近くなり、そろそろ登場するのが蚊。今日はそんな蚊(虫)とヨモギのについての豆知識。

 ヨモギに含まれるシネオールという成分には、虫を寄せ付けない虫よけ効果があります。シネオールという成分は、ユーカリ等ににたくさん含まれる精油成分です。

 このシネオールには、寄生虫やバクテリアや昆虫などに対して成長や増殖を抑えるといった効果・作用があります。そして忌避剤、駆虫剤、殺虫剤などに昔から利用されてきました。

 昔の日本人は蚊遣り火といって、たくさんの煙を家の中に充満させることによって蚊や害虫を追い払っていました。その際に燃やす材料として使われていたのが、ヨモギの葉やカヤの木です。このことからもわかるように、昔からヨモギは虫よけとして使われていました。

 今でも天然の虫よけを作る材料としてヨモギが選ばれることも多く、これはシネオールの持つ虫の忌避効果を利用しているものといえます。ヨモギは虫よけだけにとどまらず、ヨモギは効果効能の多い万能薬として昔から人の役に立ってきました。

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