春を代表する野草のよもぎ。ヨモギ摘みをする際は他の野草や毒草と間違えないように注意が必要です。今回はよもぎの見分け方や、ヨモギと間違えやすい毒草などについて解説します。
ヨモギは世界中に生息しており、日本全国で幅広く自生しています。3~5月頃に緑色の姿を見せるようになり、成長すると1メートル程度になる品種もあります。春に採れる若芽は日本では古くから食用や生薬とし人々に親したまれてきました。
食用にするには3~5月頃の新芽を摘むのがおすすめです。この時期のものは特に柔らかい食感と優美な香りを楽しむことができます。
葉は互生する単葉で、茎の中ほどのものは長さ6~12cm、幅4~8cmの楕円形で、羽状に深く切れ込み、裂片は2~4対あり、縁には歯牙があります。 葉の裏面には綿毛が密生して灰白色です。
春を感じさせるような爽やかな香り。その香りはアロマとしての需要があります。 主な香りの成分はシネオール、αツヨンなどでリラックス効果があります。
よく似た毒草にトリカブトがあります。葉っぱの裏面や香りなどを参考に見分けることが可能です。特に葉のつき方が違うからよく見ればすぐわかります。葉の裏に綿毛、茎に綿毛がついているのがヨモギです。
よもぎを収穫する際には立入禁止の場所や私有地に入らない様に注意をしましょう。
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