日本全国でヨモギを使った郷土料理を色々ご紹介している本ブログですが今回は中国で客家語を話す漢民族の客家の伝統菓子について書かせて頂きます。
そもそも客家とは中国南部に華北から移住した人々が作った民族。李登輝、鄧小平、孫文を生んだ民族です。
客家は中国の伝統的な祭日・清明節の連休(今年は4月3~5日)の時期にヨモギ餅をつくるのが昔からの習慣です。野原や畑から新鮮で柔らかいヨモギを摘み取り、「艾米果(Aimiguo)」というヨモギ料理をつくっています。
艾米果はエメラルドグリーンの色で爽やかな香り、そして甘くて苦く柔らかくてしなやかな食感を持ち、脂っこくなく食べられます。独特の風味があるだけでなく、肺やひ臓を温めたり、風邪の予防などの健康管理に効果があると言われいます。
日本以外でもヨモギが食べられているなんて面白いですね。蔵王あすなろファームではヨモギを使った加工品やペーストを販売しています。一度ご覧いただけたら幸いです。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/zaoasunaro/a4e8a4e2a4.html#sideNaviItems