先日は沖縄でのヨモギの話をブログに書かせて頂きました。今回は沖縄から北上して 日本列島北部周辺や北海道の先住アイヌ民族とヨモギついて書かせて頂きます。
アイヌ民族は自然界すべての物に魂が宿るとされている「宗教観」、そんなアイヌ民族では「よもぎ」がこの世に最初に生えた草と言われており、とても霊力の強い草として考えられていました。このため、食用のほか、魔除け等にも利用されていました。
食料としては、「よもぎ」の葉を穀物やイモなどのだんごにしたり、そば粉と一緒にこねてもちにして食べました。また、若い時期に葉を採集し、茹でてから平たく固めて干し、保存食を作っていました。
魔除けとしては、「よもぎ」で数本の束を作り、家の入り口の両脇にぶら下げました。こうすることで、悪い神が入ってこられなくなると考えられていました。
また、病人が出たとき、「よもぎ」とササやトゲのあるエゾクマイチゴなどを束にし、病人を軽くたたくようにお祓いをしました。こうすることで、病気の原因となっている神を病人から払い除く事ができると考えられていました。
夏に、蚊が多い時など、虫除けに半乾きの「よもぎ」を炉にくべて煙を出して燻しました。こうすると蚊などの虫が入ってこなくなったそうです。
そして「よもぎ」の葉は、各地で傷薬として利用していました。切り傷に「よもぎ」の葉を手で揉み、それを傷口に張り付けて紐などで縛り傷薬として活用をしていました。
この様に「よもぎ」自体の本州での使われ方と共通点が多いですね。
日本列島で昔から大活躍の「よもぎ」皆様もお試し下さい!
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