先日のブログで韓国神話に出てくるヨモギのお話を書かせていただきました。今回はギリシャ神話のお話をさせていただきます。
ギリシャ神話では豊穣と多産のシンボルの女神アルテミス(元元は古代アジアの同名の女神、ローマ神話ではディアーナ、英語名ダイアナ)はのちに月の女神と称されるようになります。多産・月というキーワードからも女性の味方となる女神ということがわかります。ヨモギ類を指す「アルテミシア」 (Artemisia) とは、潔癖の処女神アルテミスからとられたものとされています。
ヨモギは、お産を軽くしたり生理を順調にする薬草とされていますが、裏を返せば生理を誘発し堕胎剤にもなります。妊娠中の女性は控えた方が良いと薬学書にも記載があります。
日本ではヨモギという名称で古くから女性と関わりがあり、ヨモギを入れた草餅はひな祭り・桃の節句にも欠かせないものです。
そして邪気を払う縁起物として今でも売られています。女神アルテミスの伝説とヨモギの成分・効果というのはどこか繋がるところがあるのではと思います。
神々の名前を付けられた植物は昔から人間との関わりも深く強い力(薬効)をもっていたのでしょう。
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